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「九州ろうきん」さんの助成で念願のパソコン教室7月7日に開講しました。 案内と同時に申し込み殺到!受講できなかった人ごめんなさい。 パソコンは5台常備していますので、気軽にネットカフェしに来て下さい。 教室の様子は、「ブログなでしこパソコン教室」
http://blogs.dion.ne.jp/darwin777/でも紹介しています。
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出前講座 介護保険制度が4月から変わり、介護保険課や地域包括支援センターなどから講師をお招きして学んで行きます。
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遺言

  相続・遺言  その1その2その3その4その6その7その8

 《 遺留分 》

 自分の財産を自分の自由に処分するという「遺言自由の原則」と、財産をできるだけ家族の中にとどめておくべきだという立場から誰を相続人とするかを法律で定め、その自由な変更を認めないものとする考えの「法定相続主義」との妥協の上に成立した制度が遺留分です。

 遺留分権利者としては、兄弟姉妹以外の相続人とされ、その割合は配偶者や子が相続人の場合は2分の1、直系尊属のみが相続人の場合は3分の1と定められる「集団的遺留分」を各自の法定相続分の割合「個別的遺留分」でわけて計算します。
つまりは遺言があっても相続できるはずだった本来の法定相続分の2分の1または3分の1は遺留分として、配偶者や子や親は受け取る権利があるという定めです。
遺留分算定は、相続開始時(死亡の時)の財産と、原則過去1年間に贈与で他に処分した金額(持戻し)を足したものから、債務を引いてそれに割合をかけて決定します。


亡夫 妻 長女 長男 亡夫の父 亡夫の弟
亡夫 長女 長男 亡夫の父 亡夫の弟
法定相続分 1/2 1/4 1/4 なし なし
遺留分 1/4 1/8 1/8 なし なし

亡夫 妻 亡夫の父 亡夫の弟
亡夫 亡夫の父 亡夫の弟    
法定相続分 2/3 1/3 なし    
遺留分 1/3 1/6 なし    

亡夫 妻 亡夫の弟
亡夫 亡夫の弟      
法定相続分 3/4 1/4      
遺留分 1/2 なし      

亡夫 長女 長男 亡夫の父 亡夫の弟
亡父 長女 長男 祖父 叔父  
法定相続分 1/2 1/2 なし なし  
遺留分 1/4 1/4 なし なし  

亡夫 亡夫の父 亡夫の弟
亡長男 二男      
法定相続分 全部 なし      
遺留分 1/3 なし      

亡夫 亡夫の弟
亡長男 二男        
法定相続分 全部        
遺留分 なし        

 遺留分を持つ権利者は、相続開始の事実と遺留分を侵害されたことを知った時から一年以内に、遺留分滅殺請求を行って、自分が得るべき目的物の引渡を請求しなければなりません。また遺留分権利者の知・不知にかかわらず、相続開始から10年が経過すると、請求する権利が時効により消滅してしまいます。
遺留分滅殺請求を行う時には、相手方へは配達証明付内容証明郵便で意思表示しましょう。もしうまくいかなければ調停や訴えを起こさなければなりません。

 遺留分を侵害する遺言は無効だというわけではないので、もちろんどんな遺言をしようが勝手ですが、のちのち遺留分滅殺請求権行使という形で紛争が生じる可能性が大なので、遺言をする時は、遺留分を侵害しないように配慮するとか、遺留分放棄を遺言の中で依頼するなどの措置を講じておきたいものです。
よくわからない時には、公証役場でお聞きになるといいでしょう。


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